毎年当たり前に見ている桜は、実は数えられる回数しかない
桜は毎年咲きます。だから私たちは「また来年見ればいいか」と、つい思ってしまいます。仕事が忙しい年、天気が悪かった年、なんとなくタイミングを逃した年。それでも翌年にはまた咲くので、見逃したことすら忘れてしまいます。
でも、桜は1年に1回しか咲きません。つまり、あなたがこれから桜を見られる回数は「残りの人生の年数」と同じです。35歳の方なら、平均寿命まであと46〜52回ほど。多いと感じるか、少ないと感じるかは人それぞれですが、「無限にあるわけではない」と知るだけで、今年の桜の見え方は少し変わるはずです。
平均寿命と健康寿命の目安
本ツールの計算には、厚生労働省の簡易生命表・健康寿命の公表値に基づく次の目安を使っています。
| 区分 | 平均寿命の目安 | 健康寿命の目安 |
|---|---|---|
| 男性 | 81.1歳 | 72.6歳 |
| 女性 | 87.1歳 | 75.5歳 |
| 選択しない(男女平均の目安) | 84.0歳 | 74.1歳 |
注目したいのは、平均寿命と健康寿命の間に約9〜12年の差があることです。お花見のように「出かけて楽しむ」イベントは、健康に出歩ける期間で数えたほうが実感に近いかもしれません。だからこそ本ツールでは、両方の回数を並べて表示しています。
今年の桜を特別にする小さなアイデア
残り回数を知ったあとに大切なのは、落ち込むことではなく「今年の1回をどう過ごすか」です。難しいことは何もいりません。
- 誰と見るかを先に決める:家族、友人、パートナー。「桜を見に行こう」と先に約束してしまえば、見逃すことはありません。特に親と見る桜は、残り回数がいちばん少ない桜かもしれません。
- 写真を撮る場所を決めておく:毎年同じ場所で同じ構図の写真を撮ると、数年後に並べたとき、桜よりも一緒に写った人の変化が宝物になります。
- 夜桜を一度見てみる:昼の桜しか知らない人は、人生の桜の半分しか見ていないのかもしれません。ライトアップされた桜は、同じ木でもまったく別の表情を見せてくれます。
- お弁当を持っていく:豪華である必要はありません。おにぎりとお茶だけでも、桜の下で食べるとなぜか特別な味になります。
来年も桜は咲きます。でも「今年の桜」は今年しか咲きません。残り回数を知った今年こそ、ちゃんと見に行ってみませんか。