あなたの中で、休まず働き続ける小さなポンプ
いま、この文章を読んでいるあいだも、あなたの心臓は規則正しく動いています。 握りこぶしほどの大きさのこの臓器は、生まれた瞬間から一度も休むことなく、全身に血液を送り続けてきました。 その回数を数えてみると、心臓への見方が少し変わるかもしれません。
年齢別・総拍動数のめやす
安静時心拍数を1分70回として計算した、おおよその累計拍動数です。
| 年齢 | 累計の拍動数のめやす |
|---|---|
| 20歳 | 約7億回 |
| 40歳 | 約14億7千万回 |
| 60歳 | 約22億回 |
| 80歳 | 約29億回 |
心拍数と運動の関係
運動の強さは心拍数で測れます。最大心拍数のめやすは「220 − 年齢」。 その50〜70%程度が、脂肪燃焼に効率的とされる有酸素運動ゾーンです。 日頃から体を動かす人は、心臓のポンプ機能が鍛えられ、少ない拍動で同じ量の血液を送れるようになります。 つまり、運動は心臓の「燃費」を良くしてくれるのです。
心臓を大切にする生活
- 1日20〜30分のウォーキングなど、軽い有酸素運動を習慣に
- 塩分・飽和脂肪酸を控えめにした食事
- 禁煙と、お酒はほどほどに
- 質のよい睡眠でしっかり休ませる
これまでの何十億回もの鼓動は、すべてあなたを生かすためのものでした。 たまには胸に手を当てて、休まず働いてくれている心臓を労ってあげてください。